劇団花吹雪公演＠三吉演芸場 7/12夜

会社が引越しだったので休日出勤したんだけど、思いのほか早くに予定が済んだので、三吉へ行ってしまいました。
カメラ持って家を出た時点で確信犯なのだけどね…。
どぉ考えても通いすぎだと思うのだが、自分(汗)

この日は花魁ショー。
花魁だったら大ちゃんや太一くんで何度も見てるしな、と思ったのだけど、考えが甘かった…。
花魁ってものの既成概念を打ち崩されました。
ものすごく豪華で綺麗！こんなのアリなんだぁ。
これはすごいわ～。

アルバムはこちら。

◆芝居「入墨丁半」
ミニショーなしで芝居から。五人花魁をやるっていう日にでもこんな長い芝居をかけるなんて、手抜きなしだね。
しかも外題が入墨丁半！これは嬉しい！四月に歌舞伎座で見逃したから、観たかったんだよね。
(歌舞伎座では原作どおり「刺青奇偶」の字)

春之丞さんの半太郎。熱演でした。ホントに芝居が好きなんでしょうねー。
春之丞さんは、私にとっては「カッコいいキャー！」って感覚じゃなくて、尊敬の対象になってるみたい。
お仲はかおりちゃん？だったと思います(間違えてたらごめんなさい…)



◆舞踊ショー
メモできなかったので覚えてる限りで。
・真くん京ちゃん「キセキ」
・春之丞さん「男の祭り」
・梁さん「花の慶次」
・顕さん「勿忘草」
・恵さん「津軽？」
・愛さん「め組の？」
・寿美座長の歌謡ショー
・真くん花魁
・春之丞さん花魁
・京ちゃん花魁
　…
　いろいろ
　…
・ラスト　五人花魁



真くん京ちゃん「キセキ」

京ちゃんのいろんな表情が撮れたんだけど、ボケてしまったのが本当に惜しい！！


真くん花魁。
綺麗だぁ～～！
キラキラのストーンがたくさんついてるけれど、一番古典的な花魁のような気がします。
やっぱり、女形のときの目の辺りのメイクが大ちゃんと似てるよ～。あごのあたりも似ている。なので大ちゃんと重なる瞬間がいっぱいあったなぁ。



春之丞さん花魁。
可愛らしい～！
真くんよりちょっと現代的なデザインな感じがする。もー簪がすごい！




京ちゃん花魁。
ナンだこれはーー！！
ピンク、ピンク、ピンク。
さくら、さくら、さくら。
むちゃくちゃラヴリー！
本当に、ラヴリーって言葉が似合うの。花魁なのに！
んもー可愛すぎてどーしたらいいの！？



その後何曲か経て、最後に五人花魁。曲はエンヤほか。
梁さん顕さんの花魁も加わって、五人勢ぞろい。
春之丞さん、真っ白ー！
ウェディングドレスみたい。「♪Can you celebrate～」みたいな感じ。



花魁の衣装ってその役者の個性とか好みとかが出ていて、人それぞれ全然違うデザインになっていてとても面白い。
たぶん、私が今まで生で見たことのある大衆演劇の花魁の衣装って、大ちゃんか太一くんしかないはずだから、最もオーソドックスな、歌舞伎衣装でも使われるような正統派のデザインだった。
だけど、ホントになんでもありなんだね。びっくりだ。
それにしても、この劇団てきっとお金いっぱいあるんだろうなぁ。ヤラシイ話だけど。花魁の衣装が何着もあるってことだけでもすごい。あの橘劇団でさえ、花魁の衣装を何着持ってる？大ちゃんの1着だけじゃない？まぁ、そこだけで判断できる話でもないんだけどね。関西系の劇団ってのは衣装の華やかさにお金をかけるっていう傾向があるんでしょうか。いろんな劇団を知って、なんとなくそんな気がしてきている…。九州系は真面目に堅実に芸を見せてくれるところが多そうな感じ。ホントの所はどうなんだろう。


次は16日の雪散華を見に行く予定。
絶対に行きすぎだ…
ちなみに雪散華は血糊ですごく汚れるので、この日は舞踊ショーが先で芝居が後だそうです。やった！それなら多少遅れても芝居はちゃんと観られる！

前回来たときは、前売り券5枚セットを買って、春之丞さんの座長襲名DVDをもらったのだけど(まだ観てない…)、今回は3枚セットを買って、京ちゃんキーホルダーをもらっちゃいました。
そういえば前回は1500円で劇団の写真集(薄いの)とカレンダーを買ったんだったわ。

真くんは女形のときに大ちゃんにちょっと似てるところがあると思うんだけど、真くんキーホルダーの女形の写真がホントにそっくりでビックリ。
んで、声も誰かに似てるんだよなーとずっと考えていてようやく気付いた。茂山狂言師の茂ちゃんの声に似てるんだよ～！誰も分かってくれないと思うけど…。今度、狂言仲間を連れて行こうっと。

送り出しが終わった後に三吉の階段を駆け上る京ちゃんがどう見ても内股だったの。上のほうで二段飛ばししたときも。いやいや、おかしいでしょ！なんでそんなに乙女なの？女形の着物を着てるからなのか、それとも素で内股なのか、とっても疑問だよ。