劇団花吹雪公演＠三吉演芸場 3/3夜

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三吉だよー。花吹雪だよー行ってきたよー。マイ初日。

写真なしで。

ミニショー

・京之介　立ち　「熱き心に」
・春之丞　立ち　「男酔い」
・ミニショーラスト　春之丞、梁太郎、愛之介、恵介、松之介　⇒笛を鳴らして電車ごっこしちゃうやつ。

春さま…やっぱりかっこよす。嬉しい！
柱に寄りかかって頬をつまむ仕草がいいわー。
もーホント大好き♪


お芝居　「源吉丸」
源吉：春之丞　　源太：恵介　　牛五郎：京之介
昼夜配役替えをしたそうで、夜は春さま主役。
源吉は、源太が村の金を盗んで家出したあと、母親が相当の苦労をしたことを一番気にかけていたんだと思う。長い語りの大半はその話だし。でも、源太の荷物に金を入れてやる気持ちは一体どこから出てきたんだろうな。表面上は一切許す気配を見せないし、ましてや奉公先の金を使い込んだとんでもない奴だと思っているのに。母親の愛情に心打たれたってことなのかな。
んで、やっぱり源太が兄を試そうと嘘の手紙をわざわざ作った根拠がわからん。また数年会えなくなるから、いっそ自分に愛想ついてほしかったんだろうか…。
不思議な芝居だなぁ。


舞踊ショー

・春之丞　女形　「ワインレッドの心」～「天城越え」倖田來未
　ぎゃー。壁タッチ柱タッチのオンパレード！あざーっす。
　赤い髪の鬘、これ好きだなー。気の強い女って感じできゅんきゅん。
　

・京之介　立ち　「えいさ」


・春之丞、京之介　相舞踊　「バンビーノ」


・愛之介　「吉野に風が」

・春之丞　立ち　「惚れ神」
　全身スイカ一色で。ちゃんとスイカの簪もしてる～！
　お客さんから、季節外れのスイカの差し入れ。すごい！こんな季節にスイカだなんて。愛されてるね春さま。

・京之介　女形　「涙そうそう」

・ラスト　「梅川忠兵衛」
　ここしばらくこのラストを観ていなくて、久しぶりに当たったのだけど、なんか場面が増えてた。
　新ノ口村の父子対面の場面が。
　（歌舞伎でも文楽でも観たことが無いのだけどね…）
　梅川が、忠兵衛の父孫右衛門を呼び止め、乱れた髪を直して差し上げましょうと願い出る。梅川は途中で忠兵衛に代わり、忠兵衛に孫右衛門の髪を整えさせる。孫右衛門は後ろにいるのが忠兵衛とは知らないまま。
　歌舞伎では鼻緒をすげてあげるらしい。
　あと、捕り手との立ち回りで縄を使った見せ場があって良かったー壮絶さが出ていた。美しい絵だった。



関東公演3ヶ月目だし、三吉は遠いし、観劇ペースをちょっと落としてもいいかなって思うんだけど、でも観に行ったらやっぱり好きってなって、まだ何回も行きたくてたまらなくなる。
なんなんだろうなぁこの吸引力。