たつみ演劇BOX公演＠篠原演芸場 9/14夜

さて～またまた篠原行ってきましたぁ～。
小龍さん出演最終日！お客さんいっぱい！
やはり、小龍さんは、素晴らしい女優さんですわぁ。これまで観てきた大衆演劇の女優さんたちとまた全然タイプが違ってると思う。

ミニショー

小龍さん、「母懺悔」米倉ますみ
歌詞の内容が伽羅先代萩だった！！びっくりーこんな歌があったとは。
小龍さんは政岡。千松の役で娘のわかこちゃん共演。忠義のために子を死なせてしまい、母として子を愛することができなかった苦悩を語る。
んもー芝居一本分を観たかのような充実感。こういう古典の演目をやってくれるのは本当に嬉しい。


ラスト　「羅生門」


お芝居　「鳶娘亀甲組」
大工同士の争いで亀甲組の棟梁（たつみ）がライバルの組に殺され、その息子（ダイヤ）と娘（小龍）が幼馴染の武家（たつみ）と助け合って親の仇を討つという芝居。
小龍さんのお芝居がすごくいい。たつみさんダイヤさんは当然のようにお芝居が上手いと思って観ていたけれど、小龍さんと比べると、あれ？なんか格が違うのでは？たつみさんダイヤさんが普通にしか見えない…。とんでもない人です！


舞踊ショー

ダイヤさん女形



たつみさん女形



相舞踊　「お島千太郎」
美男美女。なんとも美しい絵。情感があってとても素敵でした！



小龍さん　「櫓お七」
なんと！櫓お七が観られるなんて！
歌謡曲の間に義太夫の語りを挿入して、そこを人形振りで見せてくれました。うーむ心に迫るものがあるなぁ。素晴らしかった！
送り出しでお話ししたところ、小龍さんは、古典をひらがなに書き換えてわかりやすくみなさんにお伝えしたい、という思いがあるそうです。
なんて素敵なお言葉！
その心意気は、すごく嬉しい。まさに今私が求めていることそのものズバリ。これからもぜひ古典の演目をいろいろ見せてほしいです！



たつみさん　「粉雪」
ほんのり色っぽくて素敵だったぁ～。ゆびー


瞳太郎くん女形
曲名忘れた。表現がうまい。踊り上手いなぁ。



ラスト　「男の火祭」
ぎゃーその鬘で！それだけでもテンションあがる～。
蜘蛛の糸大放出で、最後はぶっかえり。華やかでカッコいい演出だなぁ。素晴らしい。




本日も幸せでした！いい舞台に出会えて、感謝感謝です。