たつみ演劇BOX公演＠三吉演芸場 1/5夜

三吉の夜は相変わらず客が少ないなー。
ゲストに正研座の浅井正二郎座長がご出演。

追記あり

ミニショー　「江戸の町」
前にも観たことがあるのだけど、ミニショー全体でなんとなく1つのストーリーになっているのが面白い。前は小龍さんが居なくてダイヤくんが替わりだったと思うけど、小龍さんの女巾着切りがえらくかっこよくてねぇ。いいねぇ。
笑いどころもあり、みんなそれぞれのキャラクターも活きていて、ホント楽しい。いいなぁこれ。



お芝居　「地蔵の宇之吉」
「小金井小次郎外伝　宇之吉涙雨」とのアナウンス。
地蔵の彫り物をした宇之吉が家を飛び出したのち、目の見えなくなった母親と再会するのだけど、悪い奴らにやられてしまう。
ええ話やなぁ。泣けるなぁ。宇之吉は我慢強くて、どんなに痛い目にあっても痛いと言ったことがない。悪者に斬られながらも、目の見えない母親を安心させるため、「おっかさーん」と何度も声をかけてやる。わぁぁ泣けるやないかぁ。
ゲストの浅井正二郎さんは、小金井小次郎の役。ボケて笑いを取るたつみさんを、低く強い声でびしりと叱りつける。浮ついた空気が引き締まったよ。貫禄あるなぁ。


舞踊ショー

たつみさん　「男と女の夢芝居」



瞳太郎くん　「てっせんの花」



ダイヤくん　「はぐれ雪」



浅井正二郎さん



小龍さん　「おりょう」



たつみさん



ダイヤくん　「月のしずく」～「異邦人」
衣装がなかなか面白い。アラブのお姫様みたいに顔の前に布を掛けてあって、着物の柄がスフィンクス。



ラスト　「夢桜」
曲が「夢の浮橋」から劇団新感線の「夢桜」へ。選曲がいいわぁ。
この衣装、ポスターになってるやつだね。ダイヤくんの赤姫は、鳴神でも使ってる衣装だよねたぶん。
ダイヤくん中心の女優群と、たつみさん中心の男優群の組み合わせがいい。フォーメーションが工夫されてて、構成がしっかりしていて、全体としてよくきれいにまとまってる。盛り上がるね～。華やか～。すてき～。