たけしの誰でもピカソ

『誰ピカ推薦！ブレイク必至・ティーンアーティスト特集！』
出演者：浅野　祥（17歳）、早乙女　太一（15歳）

太一くん、私服で登場～！はゎ～かっこいいねぇ～
なんか、最近さらに大人になってる気がする…確実に成長してるよ！
背が高くなってる気がするし、体が全体的にごつくなってない？肩幅大きくなってるな！手がでかいぞ！津軽三味線の浅野少年のほうが幼く見える！

内容は、浅草公演のドキュメンタリー、スタジオでの演舞、インタビュー、扇技の披露、スタジオ生女形変身、浅野少年とのコラボレーション、でした。

冬くらいにやってたワイドショーでもちょろっと見たけど、猿若祐貴さんに舞踊の稽古を受けてる様子が流れました。これ初めて知ったときはびっくりしたなー。だって古典舞踊の稽古を受けてるなんて思ってもいなかったから。大衆演劇の舞踊ショーで踊る新舞踊の稽古しかしてないと思ったから。実際、古典舞踊を習う大衆演劇役者は珍しいらしいけど。
太一くんと猿若祐貴さんは土俵が違うけど、猿若祐貴さんと青楓さんやうちの師匠は同じ土俵なんだよぉ～！例えて言うならうちの師匠に太一くんが稽古を受けてるようなもんだ！はわー
「手は頭に入るけど、型はまだまだ」っての、良く分かるなぁ。確かに。古典舞踊と新舞踊って、似ているようで結構体の使い方が違うよ。それが「型」なんだろうな。供奴の稽古をしていたけれど、歌舞伎役者やうちの師匠がやっているような供奴を、太一くんが踊る姿は全然想像できない…。そんな太一くんの型、見たことないもの。

スタジオでの演舞は、公演で見たことのある、おそらく氷見のラポージェで作ったと思われる虹色の着物に、音楽はこれまた公演で聞いた事のある曲でMETALLICAの「MASTER OF PUPPETS」で、銀色の扇二本での舞いでした。速～い♪やっぱいいね、このキレのある動き。でも左の扇が少し閉じてしまって、それに気を取られてしまったのか、少し覇気が足りなかったような気も。扇を投げてキャッチするところで微妙に失敗もあったかな。もったいない～っ！途中、両手の扇子を大きな白い羽根扇に持ち替えました。あんなに大きくても普通の扇と同じように扱ってるところが凄いね。
それにしてもカメラワーク悪すぎ。アップを捕らえたいのは分かるけど、もっと全身を取らないと舞踊の全体が分からないでしょ！どうせ速すぎてアップにすると枠に収まりきらないんだから。扇の動きが絶妙なのに、扇が見切れてどうするんだ～。
太一くんの踊る女って、いつも思うけれど、現実離れした存在感があるよね。大五郎さんの女形とは全然違うの。例えば精霊とか、神仏の類とか、人間じゃないものという感じが強いです。

津軽三味線とのコラボレーションは、三味線を弾く浅野少年と、その三味の音に誘われさまよう娘を演じる太一くんの絡みもあったのだけど、浅野少年がかなり恥ずかしかったみたいで太一くんと全然目を合わせられなくて(笑)さすが、太一くんはめっちゃ見つめてるのに。太一くんより2歳年上なのに！初々しいねぇ、浅野少年。「恥ずかしいんですよ、照れちゃって、綺麗だから」だってさ～。

浅野少年は津軽三味線の大会で史上最年少三連覇を達成するほどの天才奏者なんだけど、師匠であるおじいちゃんに一度も怒られたことがないんだって。太一くんとは正反対だね！それであれだけ見事な技術を身につけているのも凄いことだよ。

誰ピカ出演で、ますます太一くんの知名度が上がってしまいました。
うーんちょっと寂しい。太一くんは、こういう仕事だから有名になった方がいいと言っていたけど。しっかりしてるね。
今後も取り上げて欲しいな。たけしは太一くんにぞっこん惚れ込んでるから、何かの形で取り上げてくれると思うな～。