俳優祭

「芸術劇場」の放送で見ました。

面白かったー！やっぱり俳優祭は面白い。
今回見にいけなかったのが残念。って、今まで一回も観に行けたことないけど。
今度こそ行きたいなぁ。

「白雪姫」でとくに可愛かったもの。
童の仁左衛門さん！ちっちゃな着物に10円ハゲがかわゆい～ｖｖｖ
うさぎ役の菊之助さん！真っ赤なほっぺがかわゆい～ｖｖｖやばい、これは一家に一台置いておきたい可愛らしさ！

で。
面白かったんだけれどね。
結論から言えば、前回の安宅珍関のほうが面白かったなーと思う。というのも、安宅珍関はかくし芸的要素が強くて、関を通ろうとする役者たちが自分の好きなことをやりたいようにやってくれる宴会芸みたいなもんだったから、役者の個性が生きやすいし、やる側のやる気とか意気込みも強く感じれたんじゃないかと。
「白雪姫」は脚本がきちんと作られている分、その中にいろいろ面白い筋が織り込まれていても枠から抜け出せないもどかしさを感じましたね。いまいち個性を出しにくい。やりたいことを好きなようにやれるわけじゃないから。
唯一、好き勝手にやりたいことをやったのは、菊五郎さんだけだったんじゃないかしら。
北千住観音、凄すぎた！もう大爆笑。しかもストーリーに一切！関係ないし。これはズルいわ～。おいしすぎるでしょ～。
紅一点で波野久里子が出ていたのを、全く生かせてなかったような気がするのも残念。もっと紅一点だからこその演出があれば良かったと思うのに、あれじゃあただ異物が混ざってるっていう違和感しか感じないよー。
違和感といえば獅童さんも（－－；歌舞伎役者の中に普通の人が混ざってる感じなんだよぉ～！