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――ファンタズマゴリア――     走馬灯のように 次々と移ろいゆく 幻想の中で
プロフィール
管理人:波華
観劇好き。主に狂言、歌舞伎、日本舞踊、大衆演劇、落語などをよく観ます。大蔵流茂山千五郎家、尾上菊之助さん、中村勘九郎さん、尾上菊之丞さん、橘菊太郎劇団、劇団花吹雪、などがお気に入り。
現代演劇で最大のお気に入りは花組芝居。その他、大中小気になった劇団を観に行きます。
日本舞踊のお稽古をしています。
たまに着物や歌やゲーム(DQ,FF)の話題も。
連絡先 e_yassie@yahoo.co.jp
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FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN
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Colours of Light -Yasunori Mitsuda Vocal Collection-
光田康典
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新派名作撰「葛西橋」 舞踊「小春狂言」
2012年10月31日(水) 13:14:39
10/20 昼の部
三越劇場

初めて来た三越劇場~
想像してたより、こじんまりしてる。
昔からある劇場なのかな?中の作りがレトロで豪華。

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「葛西橋」
市川春猿さんがおぎん・菊枝・美也子の三役早替わり。
芸妓のおぎんより、妹の菊枝のほうが、春猿さんは似合っていたように思う。堅気で可愛らしい娘。でも、愛する男に付いて極寒の樺太まで行っちゃう一途さもある。
おぎんの最後の嘆きは、あぁ女って業が深いなぁと思った。ドロドロしてるなぁ。こういうところが新派らしさなんだろうか?男と女と女。あー怖い怖い。
美也子役はほんの一瞬だった。ゴージャスインテリやり手女社長?こういうのもハマるんだね。
月之助さんは、歌舞伎での二枚目の印象とはかけ離れた、金にも女にもだらしない男。んーこういう姿を観ても全然嬉しくないよね(^^;どうせ観るなら、やっぱりカッコイイところを観たいじゃない?
月之助さんと春猿さんの場面、かーなーりどきどき。春猿さん肩モロダシですよー色っぽいなぁ。どぎまぎ。

興味深いお話だったけど、人間ドラマとしての面白みがあんまり感じられなくて…。共感する部分があまり無いからなのかな。おぎんって結局は何をどう考えてたのかよく分かんなかったな、と。

梅沢富美男公演や、この葛西橋を観ていてつくづく思った。芸者や遊女の大半は、教養も無く礼儀もなっていない、口が悪くて態度も悪いのが普通。当然、悪気があるわけじゃない。幼い頃に売られてずっとその環境で育ったら普通そうなる。歌舞伎で観る花魁のような、教養もあって品も良くて嗜みも礼儀もわきまえている女は一握りなんだと。
下層の芸者が姦しく喋っている場面を観て、今さらのように納得した。


「小春狂言」
姉妹のように仲の良い、新橋の芸者小光と小春の恋の駆け引きを舞踊化。
芸者の総踊り、華やかで良いね。ラストレビューショーみたいな。


後ろの客席に座っていた人が、猿三郎さんブログに載っていた「助太刀屋助六」なれそめの記事について話していた。
こんなところで近くに居合わせるとはね。
「助太刀屋助六」まだチケット余ってるっぽい。猿之助さん、直人さんにとっては記念碑的公演なのだから!みんな観にいこーよー!
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