達喜会を振り返って…

8月18日に行われた浴衣浚いを振り返って、感じたことをつらつらと。
まず、納涼茂山狂言祭とズバリ日程が重なったことがかなり残念で！（って、そこかい）
ついでに言えば、翌日19日も合唱団の演奏会があったため、納涼狂言祭は2日間とも全く観られず。うぅ。
せっかくの踊りの発表の機会に、友人を誘えなかったのも残念でございました…。

もう2週間も経とうとしているので、そろそろ冷静になれたけれど。
人生初、たった一人で舞台に立って踊るという状況に余りに耐えられず、舞台では緊張しすぎました。
お稽古通りのことがほとんど出来なかったような気が。間違えないように、ということばかり気にしすぎて、気持ちをこめて踊るということが全く出来なかったように思うからです。
結果的に振りを間違えず踊りきることが出来ましたが、とても観るに耐えられるものではなかったと思います。
頑張ってお稽古して、1曲踊れるようになったね、ということを見せても仕方ないんですよね。ただの自己満足で。週1のお稽古でどれだけ日本舞踊の真髄に迫れるか、なんて、余所見せずに一途に日本舞踊に打ち込まなければ、何年経っても何十年経っても無理だと思う。私は余所見しすぎだから。私にとっては歌のほうが優先度高いから。
私の踊りを初めて観た両親はえらく感心していましたが、親の贔屓目が絶対あるからあんまり信用はできないよね(それでも嬉しかったけど)。
プロの舞踊をみて「すごい」と思うのと同じような感動を、自分が踊る舞台で与えることが出来るのか？そんなことを考え始めたら、道が遠くて遠くて、くらくらしてくる。
もしかして、何か諦め入ってる？
踊りは以前に変わらず好きだけれど、厳しい現実を突きつけられて辛い。難しいことを考えずにお稽古で踊ることを楽しめばいい、とも思うけれど、舞台に乗って人に観てもらうのも楽しいし、大きく成長するチャンスでもあるから、やっぱり舞台に乗りたいとも思う。
そんなことをぐるぐると考えた最近でした。

お浚い会が終わって、久々のお稽古。
新しいお稽古が始まるのも楽しみ！
女の踊りででいっぱい動くのがいい、とお願いしたら、屋敷娘になりました♪
わー！けっこう嬉しい！やりたかったんだよね～！
ちゃんと、真面目に振りノートをつけよう。
ということで、とりあえず、帰ってすぐに振りノートを付けてみました。そしたら、今回習った分を、ちゃんと全部書き出せました！我ながらすごい！
こんなこと初めてだぁ！今まで一度も全部の振りを家に持ち帰れたことなんて無かったのに(笑)
成長の証かしら？